Photo © Akihiko KONDOH
Photo © Akihiko KONDOH
夜明け、日没、夜の荘厳。波、風、太陽のきらめき。
陽の光と深い闇が過ぎ行く時のなかで、
幾多の鳥たちと様々な自然が織りなす風景。
色とりどりの響きはまばゆい輝きとなって、生命そのものの姿を現す。
パリに学び、メシアンの音楽に魅了された実力派ピアニスト 宮崎明香 渾身の「鳥のカタログ」ここに完結。
全13曲からなる大作「鳥のカタログ」は、自然への帰結を追い求めたメシアンがたそり着いた、壮大な自然への叙情詩である。
樹々の間や水辺を飛びまわる鳥たちのさえずり、そして日の光に照らされ黄金色に輝く翼の色彩を、作曲家は豊かな響きのなかに映し出す。
パリに学び、メシアンに並々ならぬ情熱を傾ける実力派ピアニスト 宮崎明香による渾身のデビュー盤。